冴えない彼女の育て方完結ぅ!!!

 

 3回読んだ。3回読んだよー

恵とくっつく13感冒頭のところ、もう、たまらんですね。

 

本当に良い作品だった。
軽い語り口なのに、心理描写は巻を追うごとに深くなり、
行間にいろいろつまり出した。
すぐに読めるんだけど、なんか心に残るというか。
恵は本当に可愛くなったねぇ。地雷女。
本当に魅力的な女性ばかりで。
青春を仲間とともに駆け抜ける感じが素敵。
ものづくりの苦しさとか喜びをきちんと書いているのも素敵。
後半ちょっとトモヤくんサクサクしてる感じだったけど。
「産みの苦しみ」は前半でやったものね。

この作品のすごいところは刊行ペースが最後まで落ちなかったこと。
これってすごいことだと思う。プロ中のプロですよ。すごい。

そう、何かを作るってことでは自分と通じるものがあって、
ホモヤ先輩の場合はいっぱい消化して、分析して、っていう
データベースが裏にあるから創作できるんだろうね。
私もそれなりにはあるんだろう。それなりに作れる。
でも彼みたいな紅音さんが認めるようなアメージングなきらめきは
まだまだだね。年齢も違うけど(彼は初期衝動)、そこはそれ、
知識でカバーして音楽つくってこう。

メタになるけどあとがきで丸戸先生レベルでもはじめに持っていった
企画6本が全部ボツ食らうとかあって、それでも諦めなくて
作品を出すところまで持っていったっていう「トッププロでも頑張る」
ってところに感銘を受けた。
軽い感じでなんの苦労もしてないよ、って感じだったのに「苦労してるじゃん」
って。安心もしたし、気を引き締めないとって思った。

 

ともかく、blessing softwareのみんなに幸あれ!

作者さん、絵師さん本当にお疲れ様でした!